不眠症に効果のある乳酸菌はコレ!プロバイオティクスのすすめ
腸の中のヒダを花畑に例えて「腸内フローラ」っていうらしいですね~
以前、腸内環境を整えることが不眠の対策につながるという記事を書きました。
腸内環境を整えることで、神経伝達物質であるセロトニンの生成や分泌の効率を良くして不眠の解消につながるということでした。
最近は、プロバイオティクス(腸内フローラのバランスを改善して、体に良い影響を与える細菌・善玉菌)の研究がとても盛んになっていますね。
ピロリ菌などに効果が乳酸菌や、免疫力を高めてくれる乳酸菌、アレルギー改善が期待できる乳酸菌など、様々なものが研究によって明らかにされ商品化されています。
そして、不眠症に効果を発揮する乳酸菌もあるんです。
SBL88乳酸菌
サッポロビールが所有する乳酸菌で、ストレス性の不眠症への効果があるとされていています。その効果が世界で初めて確認されました。
この乳酸菌を与えたマウスに不眠の原因となるストレスを与え続けたところ、乳酸菌を摂取していないマウスに比べて寝付きが良く、起きている時間はより活動的であったという研究結果が出ました。
また、この乳酸菌には遺伝子レベルでの不眠改善効果もあるそうなんです。
C-23ガセリ菌
カルピスによって発見、研究された乳酸菌です。
ストレスケアサプリメントとしても発売されています。
脳と腸の関係「脳腸相関」に作用する乳酸菌で、ストレスや不安感を和らげて不眠を改善する効果が確認されています。
脳が感じるストレスで下痢や便秘になったり、また、腸の調子が良いと気分が良くなったりといった、脳と腸との相互関係に重点をおいて研究された乳酸菌だそうです。
プロバイオティクスによって腸内フローラを整えることは、お通じや美肌やアレルギーの改善など、様々な嬉しい効果を期待できますが、ストレス性の不眠症でお困りの方であれば、これらのような特に不眠症に効果が期待できる乳酸菌を摂取することをおすすめします。