不眠でも安易に睡眠薬を使わない方が良いと思う理由ほコレ

いうまでもなく、不眠症というのは苦痛です。

眠りたいのに眠ることができない、眠れても眠りが浅く何回も目が覚めてしまう。

眠ることによってその日の疲れを取りたいのに、十分に眠れずにストレスやイライラは溜まってしまい、次の日に疲れを持ち越してしまいます。

何日も不眠が続くとうつ病の可能性も出てきてしまうので、症状が重い場合はやはり病院で受診してもらい、睡眠導入剤などを処方してもらう必要があると思います。

僕も昔、メンタルバランスを崩して、精神安定剤や睡眠薬を処方してもらっていた時期があります。

僕の場合、不眠症自体はそれほど深刻ではなかったのですが、うつ病だったため、眠りに入ってから寝付くまでの間に色々なことが頭をよぎってしまうんですね。

悲しいことだったり、ネガティブなことだったり。過去の後悔。未来の絶望。

そしてますます気が滅入ってしまいます。

眠れないと、そのネガティブ思考が延々と続くわけです。

まぁ地獄ですね（笑）

その為に睡眠薬のお世話になっていました。

最初はハルシオン、それが効かなくなってきてサイレースに変えてもらいました。

ただ、薬を使えば眠れるといえば眠れるのですが、副作用という側面も持っているんです。

まず、起きたときにダルいです。

頭の回転が鈍くなっているような感覚でしょうか。

ふらつきや、たまに頭痛もあった気がします。

とにかく目覚めが本当に気分良くないです。

眠りにつく時も、部屋を暗くして目を閉じていると、眠くなるという感覚よりも意識がもうろうとするといった感じに近いかもしれません。

途中トイレで起きた時なんかも、頭フラッフラで、よろめきながらトイレに行ったものです。

とにかく、強引に寝かされている、といった感じが強かったです。

頭や体に負担がかかってる感を結構感じていました。

それに、飲み続けて耐性ができてくると、薬の効き目が弱くなってきてしまい、更に強い薬を飲むことになるということもよくある話です。

こういった体験を踏まえて、安易な睡眠薬の使用を僕はあまりオススメしません。

薬に頼る前に、まず自宅でできる不眠の解消法や対策を試してみてはどうでしょうか？