食後の眠気で不眠対策?寝る前の食事はどうしてNGなのか?
「食べてすぐ寝ると牛になるよ!」って、よく子供の頃母親に言われました(笑)
でも、食後って眠くなりますよね?
なので、実は僕自身も眠れない時に、なにか食べてお腹いっぱいになった眠気を利用して眠ろうとしたり、良くしました。というか、今もします(笑)
でも実際に寝る前の食事ってどうなのでしょうか?
寝る前に食べると太るとかよく言われていますし。
それで不眠の解消になるのであれば、多少太るくらいならって思ったりする人もいるかもしれません。
そもそも食後に眠くなるのはどうしてなのでしょうか?
まず、食事をとると、副交感神経が優位になります。
そして、消化器官へ血流が集中するため脳への血液循環が低下します。
そして、満腹ホルモンと呼ばれる「レプチン」が分泌されます。
レプチンは消化器官の働きを活発にするとともに、眠気を誘います。
食後の眠気を感じる理由には、こうした理由があるんですね。
睡眠前に食事を取ることのデメリットと少しのメリット
ただ、やはり寝る前の食事はNGな理由があるんです。
まず、睡眠の質自体が低下するということです。
食事の直後に寝てしまうと、眠りについた後も胃や腸などの消化器官は働き続けます。
そのため体は完全に休むことができない為、睡眠が浅くなります。
消化に体力を使う為、睡眠での十分な疲労回復も出来なくなってしまいます。
そしてやはり太るということです。
食事でエネルギーを摂取しても、その後すぐに寝てしまうと体は休んでいるので、エネルギーの消費はほとんどありません。
そのため、消費されないエネルギーを体の中に溜め込んでしまうというわけですね。
これらのように、食後の睡眠はあまりよくないという理由を書きました。
ですが…
ここからはあくまでも僕の考えですが、これらのデメリットをよく理解した上で、食後の眠気を利用して眠ることも「アリ」なんじゃないかと思ってます。
確かに浅い眠りになってしまうかもしれませんが、眠れなくて苦しむよりマシじゃないですかね?
太るかもしれませんし、ちょっと消化器官に負担をかけるかもしれませんが、毎日じゃなければ大丈夫じゃないかと思ってしまいます。
でも、もちろん先述したデメリットもありますので、寝る前の食事については十分気を付けてくださいね。