不眠の時は体を温めるべき?それとも冷やすべき?深部体温の話
眠れない時って何しても逆効果なんじゃないかって気になっちゃいませんか?(笑)
よく、体が温まると眠くなるという話を聞きます。
まぁ確かにわかる気はします。
冬とか、冷たい布団が体温でだんだん温まってくると気持ちよくなってきて眠気を感じてきます。
でも、それが夏だったら逆効果じゃないですか?暑くて寝られませんよね。
涼しくないととてもじゃないけど無理です。
ちなみに僕の場合は、冬でも夏でも枕が頭の熱で温まると眠れません。なので、アイスノンを常用しています。
眠りにつくには「深部体温」を意識しましょう
でもじゃあ、気持ちよく眠れるようになるには、体は温めるべき?それとも冷やすべき?という疑問が湧いてきます。
・・・
正解は、「両方」です(笑)
正確には、「体を冷やすために、体を温める」ということです。
寝るためには、体の深部体温を下げる必要があります。
要するに体を冷やすということですね。
体の余熱を放出してクールダウンするというイメージでしょうか。
そして、深部体温は手足などの抹消血流から放出されます。
抹消の血流から熱を排出するためには、抹消血管の血流が良くなっている方が効率がよいので、そのために一時的に体が温まったほうがよい、というわけなんですね。
深部体温が下がるときに眠気を感じるため、一時的に深部体温を上げ、それが下がっていく頃が「おやすみタイム」です。
寝る前にお風呂に入ったり、暖かい飲み物を飲んだりするのが効果的だそうです。
それと、抹消から深部体温を下げるグッズとして、市販されている「足裏アイスノン」なども試してみる価値ありじゃないでしょうか?